大月キリスト教学園

キリスト幼稚園のバスに描かれているマークはなんですか?

幼児が作る"かたまり(泥だんご)"をデザインしたものです。かたまりは子どもたちにとっては、豊かな感性と科学的工法によって創り出されるどんな芸術作品よりも貴重なものです。「日本泥だんご学会」なるものが存在し、研究されているほど、幼児と泥だんごは切っても切れない関係なのです。

運動会や生活発表会を自園の施設を使用して実施しているそうですが、、、

運動会は園庭で、生活発表会は園のホールで実施しています。 子どもたちにとって、日々の生活の場で違和感なく表現の場が与えられる、という意味から非常に望ましいことだと考えています。

キリスト幼稚園の園児は昆虫のことにとても詳しいという評判です、、、

園舎前の原っぱは、多くの昆虫の棲家になっています。バッタ、コオロギ、カマキリからミミズ、ダンゴムシまで、子どもたちにとっては大切な宝物です。日々のふれあいの積み重ねが、自然への興味を育みます。

ベテランの先生が多いようですが、いかがですか。

私立幼稚園教諭の平均勤続年数は約7年ですが、本園では約17年です。保育者の多くが、実際に自分の子どもを養育した経験があります。これは保育を進めるうえで大きなプラスになっているものと確信しています。

農園保育を取り入れているそうですが、内容について説明してください。

永遠の生命を感じ取る体験の一環として行っています。野菜の種を蒔くところから収穫までの全てのプロセスに園児を携わらせることで、自然の偉大さ、不思議さ、恵を感じ取り、感謝の気持ちを持つことをねらいとしています。カレーパーティーに使う食材(ジャガイモ、ニンジン、タマネギ)はもちろん、ミニトマト、スイカ、ゴーヤ、きゅうり、大根なども栽培しています。

障害を持った幼児を受け入れていると聞いていますが、説明してください。

当園では障がいのある幼児も、そうでない幼児もともに同じ場で育ち合う(共生)のが基本理念です。障がいのある幼児は、そうでない幼児と生活することを通して多くの刺激を受けることができ、療育に役立つケースが多く、また障がいのない幼児にとっては、ともに生活することを通してより豊かな人間性を養う良い機会となります。

預かり保育について教えてください。

大月市からの委託を受けて預かり保育を行っています。
お母さんのお仕事などの事情により、養育に欠ける園児を対象にしています。預かり時間は午前8時より午後6時までの教育時間前後の時間帯です。預かり保育料は、無料です。詳細は、園に問い合わせて下さい。